- つれづれ
- つれづれ【徒然】〔「連(ツ)れ連(ヅ)れ」で, 長く続くさま, 思い続けるさまをいう〕※一※ (名)何もすることがなくて退屈であること。 所在ないこと。 手持ちぶさた。
「老後の~を慰める」「~わぶる人はいかなる心ならん/徒然 75」
※二※ (形動ナリ)(1)するべきことがなくて所在ないさま。 退屈。 無聊(ブリヨウ)。「~なるままに, 日暮し硯に向かひて/徒然(序)」
(2)何事も起こらずさびしいさま。 静寂。「いと~に, 人目も見えぬ所なれば/源氏(東屋)」
※三※ (副)(多く「と」を伴って)(1)その状態でずっと。「まどひ来たりけれど, 死にければ, ~と籠り居りけり/伊勢 45」
(2)つくづく。 つらつら。「顔を~眺むれば, 梅川いとど胸づはらしく/浄瑠璃・冥途の飛脚(下)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.